真心クッキーズのブログ

10歳の女の子が本気でお店を開く道のり

第二話【もう一度…】

ようやくレザークラフトできるための
最低限、必要な工具・素材等を買える資金1万円を掴んだ。


早速、材料店に調達に行く。

 

 

ここでそのまま材料店にある工具類を購入すると
1万円でも足りなくなる。

 

 

そこで、普段から100円ショップやホームセンターなどが
大好きな私は、とりあえず代用できる物などが割と想像できた。

 

 


【革】

  普通は1枚ものを買うと30000円弱くらいするので買えないし
  名刺入れつくるだけだからハギレ(3000円くらいの)を買うつもりが
  ヤフオクとかで調べてみたら1枚もので3000円くらいのがあって
  それだったら、色々作れるからそれ買おうと思い
  ヤフオクで購入。
  
  そして革に対する知識がゼロなのが素晴らしい
  床革と言い。革のツルッとした面が吟面と呼ばれ
  原厚が4~5ミリくらいあるのが通常の革で
  その革を名刺入れとかを作るには最適な厚みが1.5ミリとかなので
  原厚から1.5ミリに漉いて薄くしたのが通常の革で
  その残った吟面のないザラザラしたスエードみたいな部分が
  床革と呼ばれる。
  
  その廃品みたいな床革を3000円で購入してしまったわけです。
  
  これが、この大失敗が後に私の技術を
  大きく向上させる種になったわけですが

  それは後で話します。


【菱目打ち】(縫うための穴を開けるフォークみたいな形状の工具)


  これも代用無理、購入

  糸・針=100円ショップで代用できなくもないが
  ここはちゃんとしたもの購入


【糸に付ける蝋】

  これも購入


【木槌】

  100円ショップのゴムハンマーで代用

 

【打ち台】

  これはホームセンターのゴム板で私は代用して始めたが
  最初からちゃんとしたのを買ったほうがいい。
  
  

【革包丁】

  今の私には高すぎるカッター大で代用
  
  

【サイビノール】(ボンド)

  100円ショップの木工用ボンドで代用
  
  

【トコノール】(革の裏側の毛羽立ちを抑える洗濯海苔みたいなやつ)

  これもちゃんとしとこう。購入。
  
  

【ヘリ落とし】

  100円ショップの爪の甘皮を削るやつで代用。
  これは、最初から専用工具を買いましょう。
  爪の甘皮削るカッターは形状もほとんど一緒ですが
  微妙な深さ加減が有り代用できなくはありませんが
  難易度が半端ないです。実際今の技術でもかなり難しいです。
  これを専用工具を持つまで、なんでここを惜しんだんだってくらい
  後悔するほど大事な工具でした。

 

【コバ(裁断面)を整えるためのヤスリ等】

  これは初めからルーターを持っていたので購入なし
  始めてされる場合は、ここは別に専用工具はいらないです。
  紙ヤスリで充分。

 

【スリッカー】コバを丸く仕上げるための木に溝がほってある工具
  
  これも専用工具。購入。
  
  
  
【圧着するためのプレスローラー】

  100円ショップのケーキ作りのコーナーにあるローラー
  


【型紙】革を裁断する前に予め紙でパーツを作るための厚紙

  100円ショップの画用紙A4サイズ18枚入り
  これは、本当ならみんな方眼用紙を買うのが一般的だが
  私は、後々のために趣味でも生かせるように
  やったこともないくせにパソコンで型紙を設計して
  データを残せるように考えプリンターに主力しやすい
  サイズを選び、これにした。
  
【型紙製作のためのCADソフト】

  フリーソフトで『CAD フリーソフト』って検索したら
  いろいろ出てくる。
  
  ちなみに私が使ってるのが
  システムハウス福知山のCADフリーソフト
  

【革の技法】レザークラフトの基礎知識が書いてある本

  当時、これくらいしか本がなく
  ネットでもあまり作り方など情報を得るのが難しく
  かと言って教室もなく。周りにもやってる人が居ない。
  アテになる相棒、月餅は近くにいないため
  作り方がよくわからない。本を読んでも何となくしか理解できない。
  とりあえず、やるしかない。
  現在は、本はいっぱいあるし、ネットにも情報が満載だし
  教室もあるある。
  
  でも、逆に良かったのかもしれません独学で
  とにかく設計して、切って、穴開けて、貼り付けて、
  縫えばいいのね?って感じで
  頭が硬くならずに良かったのかもしれません。
  
  
  
で、レザークラフト開始した。

 

 

しかし、メインの革待ちで数日何もできなくて
数日して革が届いてびっくり。

 

 

革って最初こんなザラザラしてんの?って感じでした。

 


そりゃ、そうです。

床革買ってんだから。

 

 

 

そして素敵な勘違い。

 

 


そうか!これのことか!

 

 

 

トコノールで毛羽立ちを抑えて処理するってことは!
それが『鞣す』ってことか!

 

 

すんばらしい勘違いです。

 

 

ここら辺は専門的な話なので端折りますが


そうやって勘違いして
床革をトコノールで磨いて磨いてツルツルになるように
光るように磨きました。

 

 

しかし、材料屋で見た革には程遠い…
(なる訳が無い)


そして、ナメていた!

 

 

カッター大じゃ革がよく切れない!
2回も3回もラインをなぞって、やっとで切りました。

 

 

しかし、納得いかないオモテ面で
材料店の人に見せて話したら
お腹抱えて笑われました。

 

 

 

すっごい笑われてました。

 

 

 

今年一番笑ったんじゃないかな?この人
ってくらい笑われました。

 

 

 

『こんなピカピカになるほどトコ磨いた人見たことないよ!』
って言われました。

 

 

 

40年くらい続く材料店に歴史的な名を残した瞬間です。

 

 

そしてちゃんとした革のハギレを買いました。

 

 

無駄な出費でした。(この時は)


ここで始めて本物の吟面がついた革で製作開始

床革ではカッターでは切りにくかったのが
嘘のようにサクっと1回で切れるし

肌触りが全然違うし

 

 

 

これが本革です。

 

 

 

普通なら経験しない事を
経験しながら遠回りでやっと

レザークラフトと呼ばれる
革工芸を始めてすることができた瞬間です。

 

 


あとの製作には問題ありませんでした。

 


縫うときに縫い方が『あれ?』ってなったくらいで
スムーズにできた方ではないでしょうか。

 

 

 

もともと幼い頃から
まあ、それなりにゲームとか外とかで遊びもしましたが
『分解』が好きなガキで

 

 

 

家にある扇風機やらテレビやら
分解して遊んでた事が多かったので

それなりに器用さはあるのかもしれません。

 

 

 

自分では、そんなに器用だとは思ってません。

 


どちらかというと不器用な方だと思ってます。

 

 

分解して直しきった事もありませんでしたし
思い通りに納得行くものを作ったことも
なかったので

 

 

話がそれましたが
そうやって、やっと職に就くための
願掛けの名刺入れがやっと出来上がったのです。

 

 

これが名刺入れを作ろうと考えて
2週間ほどのことだったろうか?

 


この時まだレザークラフトを職業にするつもりは

全くない。

 

 

職業にすることすら全く発想にない。

 

そして、この名刺入れを持って
再度、再度職安に向かう。

 

 

 

>>第三話【針の先ほどの光】に続く…

 

>>いや、一話から読む!